それぞれの時代
— The Story of History —

1943
 昭和18年 癸未
     
  出来事
1 2 New Guinea ブナの日本軍全滅
1 7 タバコ・金鵄大幅値上げ(8銭→15銭)
1 9 南京 汪兆銘政権 → 米・英に宣戦布告
1 13 英米音楽作品1000曲の演奏禁止
1 14 第3次 米英戦争指導会議(Casablanca会議) in Morocco
1 18 大原孫三郎(64) 死去
1 21 中學校,髙等女學校,實業髙校 → 1年短縮で4年となる
1 24 英米音楽作品1000曲の演奏禁止
1 28 ドイツ 13歳から65歳までのすべての国民,占領地住民に強制労働の義務が課せられる
2 1 ガダルカナル島より撤退開始(ケ号作戦)漫画を読む
2 2 スターリングラードのドイツ軍降伏
2 4 林銑十郎(68) 死去
2 7 ガダルカナル島より撤退完了漫画を読む
2 廣州湾(仏租借地)占領
3 2 ビスマルク海戦
3 19 洋画家:藤島武二(77) 死去
3 25 「姿三四郎」(監督:黒澤明 主演:藤田進) 公開
4 フロリダ沖海戦
4 6 6大学野球連盟解散
4 7 キリスト教関係書が一斉に発禁となる
4 18 連合艦隊司令長官:山本五十六(60) 戦死
4 20 東條英機 → 駐華大使:重光葵を外務大臣に任命
4 大都市からの学童集団疎開が始まる
5 ゾルゲ裁判 開廷
5 5 陸軍少年兵の志願年齢が14歳に引き下げされる
5 12 米軍 アッツ島上陸作戦を開始
5 12 経済学者:Karl Diehl(78) 死去
5 29 アッツ島守備隊 玉砕
5 31 「大東亜政略指導大綱」
6 3 新体制運動の一環 → 国民の制服(男子は国民服、女子は元禄袖)
6 5 山本五十六 國葬
6 16 「工場就業時間制限令」廃止 → 女子・16歳未満男子の残業制限が緩和される
6 19 報國隊員の年齢を満50歳未満に引き上げ
6 25 学生の勤労動員が始まる
6 25 創価学会弾圧 牧口常三郎、戸田城聖 → 検挙
7 1 東京都制…東京が市から都になる(人口約800万人)
7 1 初代東京都長官:大達茂雄
7 5 クルスク攻防戦
7 6 桂三枝 生誕
7 29 キスカ島守備隊 → 無血撤退
8 1 ビルマ 日本軍政下で英國より一応の独立
8 1 國民政府主席:林森(75) 死去
8 21 女子勤労動員の促進が決定
8 22 作家:島崎藤村(72) 死去
8 日本銀行 内國為替集中決済制度を実施
9 4 上野公園で動物を殺処分
9 8 イタリア → 無条件降伏
9 10 鳥取地震(M7.2)
9 13 蒋介石 → 國民政府主席に就任
9 20 鈴木梅太郎(70) 死去
9 21 閣議決定 国内必勝勤労対策
9 26 天文学者:木村榮(74) 死去
9 30 御前会議 「絶対防衛圏構想」
10 5 関釜連絡船・崑崙丸 → 米潜水艦の攻撃により沈没(死者544名)
10 9 蘭・物理学者:Pirter Zeeman(78) 死去
10 12 中学校1年短縮など教育に関する戦時措置方策決定
10 19 米英ソ三國外相會議
10 20 文系学生,生徒の徴兵猶予特権を全面停止
10 21 自由インド仮政府樹立宣言
10 21 學徒出陣壮行會 in 明治神宮競技場
10 23 車掌など17職種に男子の就業制限
10 26 中野正剛(58) 割腹自殺
10 26 英・考古学者:Sir Mark Aurel Stein(80) 死去
11 「商工會議所法」 廃止
11 1 農林省 → 農商省 設置
11 1 商工省 → 軍需省 設置
11 1 逓信省 → 運輸逓信省 設置
11 1 「徴兵法」 改正 → 45歳まで引き上げ
11 1 「モスクワ宣言」(ドイツの残虐行為に関する宣言)
11 2 第1次 ブーゲンビル島沖海戦
11 5 大東亜會議 開催
11 17 第5次 ブーゲンビル島沖海戦
11 18 作家:徳田秋声(73) 死去
11 18 出﨑統 生誕
11 22 カイロ會談
11 27 「カイロ宣言」
11 28 テヘラン會談
11 レバノン 独立
12 1 第1回 學徒出陣
12 21 空襲に備えた都市疎開実施要綱が発表される
12 24 「徴兵適齢臨時特例」公布・施行 → 徴兵の適齢が1年下げられて19歳となる
12 31 「電力動員緊急措置」決定
この年の…
カテゴリー ジャンル 作品
ノーベル賞 物理学賞 オットー=シュテルン
ノーベル賞 化学賞 ゲオルク=ド=ヘヴェシー
ノーベル賞 生理・医学賞 カール=ピーター=ヘンリク=ダム
ノーベル賞 生理・医学賞 エドワード=アダルバート=ドイジー
ノーベル賞 文学賞 該当者なし
ノーベル賞 平和賞 該当者なし
財政 1943年度軍事費 298億2,000万円
映画 「決戦の大空へ」
映画 「For Whom the Bell Tolls」
マスコミ 新聞 東京日日+大阪毎日 → 毎日新聞
文学 島崎藤村 「東方の門」
文学 山本周五郎 「日本婦道記」
坂口安吾 「日本文化私観」
「愛國行進曲」の替歌で「見よ東條のハゲアタマ~」
「加藤隼戦闘隊」
「若鷲の歌」
「新雪」
「十三夜」
Antoine de Saint-Exupery → 「星の王子様」米国で出版